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Column

日々の食卓に活かせる米粉レシピ~八芳園シェフの料理教室ルポ

掲載日:2026年03月05日

米粉は、小麦粉の代替として注目され、グルテンフリーで健康志向の方にも取り入れやすい食材。一方で、「どう使えばいいかわからない」という声も少なくありません。

そこで今回、米粉をもっと身近に楽しんでもらうことを目的に、「八芳園のシェフと作る国産米粉の料理教室」が開催されました。1月17日・18日の2日間、定員20名に対して集まった応募は、なんと約1300名。

本記事では、そんな大人気イベントの模様をレポートします。レポートの後半に詳しいレシピもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

本記事は1月18日の様子をお届けします。18日のメニューは米粉のニョッキと米粉のミルクスムージー。
会場はたくさんの参加者で大盛況! 東京都からのLINE、米粉知新のInstagramを見てなど、今回の料理教室を知ったきっかけは様々で、都内各地から足を運んでいただきました。

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講師は八芳園のシェフのお二人

右が瀧口シェフ、左が山川シェフ

東京・白金台で結婚式場やレストランを運営する「八芳園」から、シェフのお二人を講師としてお招きしました。まずは自己紹介からスタート。シェフは普段、全国各地の自治体を訪れ、役所や学生と協力しながら商品開発にも携わっているそうです。

今回は、「米粉を代用品としてではなく、もっと身近で普段使いできる食材として楽しんでほしい」という思いが込められたイベント。この日は、シェフ考案の、自宅でも簡単に再現できる米粉レシピ2品に挑戦しました。

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シェフのデモンストレーションを見学

手元を見やすいように鍋を傾けて見せる瀧口シェフ。

デモンストレーションでは、講師が会場の前後に分かれて実演し、参加者も分散して見学。手元が見やすく、説明も聞き取りやすい工夫がされていました。参加者はレシピブックにポイントを書き込みながら、熱心に耳を傾けていました。

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いよいよ参加者の調理スタート

① 米粉のミルクスムージーづくり
ダマを防ぐための火加減と混ぜ方に奮闘しました!

牛乳と米粉でスムージーベース作り

「スムージーになぜ米粉?」と思う人も多いかもしれませんが、米粉を加えることで、ほどよいとろみがつくそうです。
まずはスムージーベース作りからスタート。鍋を囲みながら、参加者はダマにならないよう声を掛け合い、火加減や混ぜ方に気を配りながら慎重に作業を進めていました。
今回の調理には、共立食品の「米の粉」を使用しました。

シェフが各テーブルに回り、参加者へ手ほどき。

豪快に手早く混ぜる人もいれば、ゆっくり丁寧に慎重に混ぜる人もいて、料理の進め方には参加者それぞれの個性が表れていました。
「シャバシャバでも大丈夫ですか?」という質問には、「混ぜ続けるうちにとろみがついてくるので大丈夫ですよ」とシェフ。
ベースを冷凍庫で冷やしている間にニョッキ作りに取りかかります。

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② 米粉のニョッキ作り
力仕事の先に待つ、やみつき食感に感動! 

ほとんどの参加者が初挑戦のニョッキ生地づくり。
粉とお芋を混ぜて固形を形成。ここからが力作業。

ニョッキ作りの工程は、じゃがいもと米粉を混ぜる力仕事。そのぶん弾力のあるおいしい食感に仕上がります。冷えると固まりやすいため、温かいうちに手早く作業するのがポイント。参加者からは「これは大変!」という声も上がっていました。
「フードプロセッサーで作れますか?」という質問には、「なめらかになりすぎてしまうかもしれません」とシェフ。生地がある程度まとまったところで、バターや卵黄、チーズ、塩を加えて仕上げていきます。

まとまったら好きなサイズに成形
シェフによるフォークでの模様付けレクチャー
細長いものや丸いものなどこちらも班ごとに個性が。

茹でると膨張するので、一口大をイメージして作るのがおすすめ。できるだけ大きさを均等にすると茹で時間に差が出ないそうです。
ニョッキを茹でている間に、トマトソースを作ります。

米粉ニョッキのできあがり!

ニョッキを盛るときは上に高く山を作るイメージでのせていくときれいに見えるそう。 

ニョッキが茹であがったら、ソースを和えてお皿にのせ、盛り付け用の菜の花と粉チーズ、パセリを散らして美しく完成! 
ニョッキを米粉で作ると、なめらかで米粉特有の香りや食感が楽しめます。
今回はトマトソースで作っていますが、クリームソースにサーモンなどもおすすめです。

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もうすぐゴール!あとはスムージーを仕上げます

グラスの内側にキャラメルソースで好きな模様を描く。
米粉クランブルをぱらりとデコレーション。

グラスにキャラメルソースで好きな模様をデコレーション。底にキャラメルの層を作る人や、くるくる模様を描く人と楽しいグラスが出来上がっていました。
ここに冷蔵庫で冷やしたスムージーベースを注いで、砕いた米粉クランブルをトッピング。

米粉スムージーのできあがり!

スムージーのトップにキャラメルで模様を描くのもカフェっぽくておしゃれ。

牛乳を使ったものよりどこかやさしい味わいになったスムージー。粉っぽさは全くなく、クランブルのカリカリした食感も楽しい新感覚のお味でした。カフェにあったら、思わず頼みたくなるようなやみつきになるおいしさです。

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みんなでいただきます! 交流が深まる食事タイム

手完成した料理を撮影する参加者

味と食感に感動!「定期的に食べたいほどおいしい」

テーブルごとに打ち解けた参加者たちの食事タイムでは、今日の記念に料理を撮影したり、おいしい料理を囲んで会話が弾んだりと、和やかな雰囲気が広がっていました。
参加者からは、
「ニョッキは作るのが大変だけれど、量産して冷凍保存し、定期的に食べたいほどおいしい」
「食感は小麦とは違って、ねっとりしているのに軽い。噛み心地がとてもやさしい」
「スムージーは野菜のイメージが強かったけれど、米粉と練乳でデザートにもなるなんて。ミルキーな味わいでした」
といった声が寄せられ、大好評でした。

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レシピをご紹介!

米粉のニョッキ【材料】米粉ニョッキ、トマトソース、舞茸、菜の花、米粉チーズ、パセリ【レシピ】1.フライパンでトマトソースとお好みの野菜を温めておく。 2.ゆであがったニョッキを入れ混ぜ合わせる。 3.お皿に盛り付け粉チーズとパセリをかけて完成。 米粉ニョッキのレシピ(3人前)
【材料】じゃがいも:200グラム、米粉:70グラム、卵黄M玉:1個、無塩バター:20グラム、粉チーズ:30グラム、塩:2グラム 【レシピ】1.じゃがいもはお湯で茹でて加熱。柔らかくしておく。無塩バターは溶かしておく。 2.柔らかくなったじゃがいもは網で濾す。 3.じゃがいもに米粉を入れよく混ぜる。 4.卵黄と溶かした無塩バター、塩を入れ混ぜる。 5.粉チーズを入れ混ぜる。 6.生地を1/3取り幅1.5cm〜2cmの棒状に伸ばす。 7.残りの生地も6を繰り返す。 8.一口大の大きさにカットして丸める。 9.丸めたニョッキの表面に、フォークの背で溝を付け茹でる。 10.ニョッキが浮き上がってきたら、さらに30秒から1分茹でて完成。 
トマトソースのレシピ(3人前)【材料】トマト缶:1缶、玉ねぎみじん切り:150グラム、にんにくみじん切り:5グラム、オリーブオイル:20グラム、塩:4グラム、グラニュー糖:10グラム 【レシピ】1.オリーブオイルとにんにくを炒め香りをだす。 2.玉ねぎを入れよく炒める。 3.トマト缶、塩、グラニュー糖を入れ煮込んで完成。

米粉のミルクスムージー【材料】スムージーベース150グラム、牛乳100ml、米粉クランブル適量、キャラメルソース適量【レシピ】1.スムージーベースと牛乳をミキサーに入れ回す。 2.グラスにキャラメルソースを入れたらスムージーを注ぐ。 3.上からキャラメルソースとクランブルをかけて完成。スムージーベース、米粉クランブル、キャラメルソースの各レシピ ■スムージーベース(1〜2人前)【材料】米粉:20グラム、浄水:120ミリリットル、牛乳:70ミリリットル、はちみつ:20グラム、グラニュー糖:10グラム、練乳:30グラム、【レシピ】1.鍋に材料を全て入れ加熱。(ダマにならないよう最初は粉を液体によく溶かす。)2.とろみがついたら冷却し、2時間ほど冷凍する。 ■米粉クランブル(8人前)【材料】米粉:90g、
無塩バター:45g、グラニュー糖:45グラム 【レシピ】1.ボウルに米粉、グラニュー糖を入れ混ぜ合わせる。3.無塩バターを加えヘラで刻む様に混ぜ合わせる。3.全体の状態が均一になってきたら、1、2回ぎゅっと生地を握り、ヘラで刻む。(粉末状でもなく大きすぎる塊でもない、バランスの良い状態になっていればOK)4.鉄板に広げオーブン180℃で15分焼く。 ■キャラメルソース(10人前)【材料】グラニュー糖:125g、浄水:50ml、
生クリーム(乳脂肪分 35%):100g、塩:1g、無塩バター:20g、【レシピ】1.鍋にグラニュー糖と浄水を入れキャラメリゼする。2.軽く温めた生クリームと塩をいれて色止めする。3.無塩バターを入れてよく混ぜる。

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前日のメニューは 米粉ベシャメルのクリームドリア、米粉のガトーショコラでした

1月17日に行われたクッキング教室では、米粉ベシャメルのクリームドリア、米粉のガトーショコラを作りました。メインとスイーツ、それぞれ違う本格的なレシピですので、ぜひおうちでも挑戦してみてくださいね。

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Tokyo米粉知新キャンペーンサイトでは、米粉を楽しめるイベント告知を掲載していますので、これからもぜひチェックし、気軽に参加してみてください。

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