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グルテンフリーでこんなにおいしい!米粉の焼き菓子とパンケーキレシピ5選

掲載日:2026年02月12日

素材の持ち味を生かした、やさしい甘さの米粉スイーツ。小麦粉に比べて油を吸いにくく、軽やかな食感に仕上がる米粉は、焼き菓子やパンケーキにもぴったりです。
今回は、「Afternoon Tea」での商品開発を経て、現在はグルテンフリーのお菓子と料理を提案する菓子・料理研究家の今井ようこさんに、家庭で作りやすい米粉スイーツのレシピを5つ教えていただきました。

1. 甘酸っぱくておいしい「いちごとホワイトチョコの米粉マフィン」

カリッとした表面の香ばしさと、ふんわりとした食感が魅力の米粉マフィン。豆乳ヨーグルトを加えることで、さっぱりとした後味に仕上げました。
生地の中には、甘酸っぱいいちごと、まろやかな甘さのホワイトチョコレートを加え、米粉のやさしい風味を引き立てています。焼き上げることで、ホワイトチョコがほどよく溶け、いちごの酸味とバランスの取れた味わいに。
冷めても食感が変わりにくく、作り置きしやすいのもうれしいポイントです。

【材料(4個分)】

A

  • 米粉(製菓用) 150g
  • アーモンドプードル 30g
  • てんさい糖 50g
  • ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
  • 塩 ひとつまみ

B

  • 豆乳ヨーグルト 130g
  • 水 大さじ2
  • 米油 大さじ3(40g) 
  • いちご 4個
  • ホワイトチョコレートチップ 20g

【作り方】

  1. いちごは、2個を縦十字に4等分、残りの2個を4枚にスライスする。
  2. A、Bそれぞれをボールに入れて均一に混ぜた後、AにBを加えてさっくりと混ぜ合わせる。
  3. 型に2を半量入れ、縦十字に切ったいちごと、半量のホワイトチョコレートチップをそれぞれ均等に入れる。
  4. 3の型に残りの生地を入れ、残りのホワイトチョコレートチップとスライスしたいちごをそれぞれ均等にのせる。
  5. 170度に予熱したオーブンで25分焼く。マフィンに竹串を刺してみて、生地がついてこなければ完成。

2.「りんごたっぷりの軽やか米粉パウンドケーキ」

米粉で作るパウンドケーキは、しっとりとした口当たりが魅力。このレシピではバターを使わず、米油を加えることで、軽やかな食べ心地に仕上げています。
生地には角切りのりんごを混ぜ込み、仕上げにソテーしたりんごをのせて焼き上げました。米粉のやさしい風味と、りんごの甘酸っぱさが調和し、最後まで重たさを感じずに楽しめます。
りんごの代わりに、バナナや洋梨など、季節のフルーツでアレンジするのもおすすめです。

【材料(18センチ パウンド型)】

A

  • 米粉(製菓用) 150g
  • アーモンドプードル 35g
  • 片栗粉 20g
  • てんさい糖 70g
  • シナモンパウダー 小さじ1/2
  • ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
  • 塩 ひとつまみ

B

  • 豆乳 140cc
  • 米油 大さじ4
  • レモン汁 小さじ2
  • バニラエクストラクト 3〜4滴
  • りんご 1個(200〜220g)
  • てんさい糖 大さじ2
  • 水 小さじ2

【作り方】

  1. りんごは3センチの厚さのくし切りを6〜7枚取り、残りは1.5センチ角に切る。
  2. フライパンにてんさい糖と水を入れて火にかけ、沸々としてきたら、くし切りにしたりんごを入れて、軽く透き通るまでソテーする。
  3. A、Bそれぞれをボールに入れ、均一に混ぜる。AにBを加えてさっくりと混ぜ合わせ、角切りにしたりんごを混ぜ合わせる。
  4. 3を型に入れ、2のソテーしたりんごを上に並べる。170度に予熱したオーブンで20分焼いた後、160度に下げて15〜20分焼く。パウンドケーキに竹串を刺してみて、生地がついてこなければ完成。

3. 2つの食感が楽しい「さつまいもの米粉スコーン」

サクサクの米粉生地に、さつまいもを合わせたスコーン。
さつまいもは、粗めのペーストにして生地に混ぜ込んだものと、サイコロ状にカットしたものの2種類を加え、食感と味わいの違いを楽しめるようにしました。
2通りのさつまいもが味わえて、満腹感もばっちり。さつまいも好きにはたまらない一品です。

【材料(5センチ丸型 6個分)】

A

  • 米粉(製菓用) 150g
  • アーモンドプードル 50g
  • てんさい糖 30g
  • ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
  • 塩 ひとつまみ
  • 米油 40g
  • 豆乳ヨーグルト 110g
  • さつまいも 100g +40g +輪切り6枚

【作り方】

  1. Aの粉類を均一に混ぜ合わせ、米油を入れてゴムベラで切るように混ぜてそぼろ状にする。
  2. さつまいもをキッチンペーパーでくるみ、水でよく濡らした後、さらにラップでふんわりと包み、600Wの電子レンジで5分加熱する。裏返して、さらに3~4分加熱し、竹串を刺して加熱具合を確認する。竹串がすっと刺さらなければ、追加で加熱する。
  3. 2のさつまいもをグラムごとに分ける。100gのさつまいもをフォークなどで粗くペースト状にし、豆乳ヨーグルトと馴染ませるようにして混ぜる。40gのさつまいもは1センチの角切りにする。
  4. 1に3のペースト状にしたさつまいもを加え、ゴムベラで切るように混ぜる。6割ほど混ざったら、角切りにしたさつまいもを加えて、手でひとまとめにする(こねないように気をつけましょう)。
  5. 4の生地を3.5〜4センチの厚さになるようにのばし、型で抜く。天板に並べて、豆乳ヨーグルトを表面に薄く塗り、輪切りにしたさつまいもをのせる。
  6. 170度に予熱したオーブンで20〜23分焼く。

4. サクッと香ばしい「紅茶とヘーゼルナッツのクッキー」

お菓子作り初心者でも作りやすい、お手軽な米粉のクッキー。
サクサクとほどけるような軽い食感に、紅茶の香りとヘーゼルナッツの香ばしさが重なり、シンプルで飽きのこない味わいに仕上がります。

【材料(15〜16枚分)】

A

  • 米粉(製菓用) 60g
  • ヘーゼルナッツプードル 30g
  • 片栗粉 15g
  • てんさい糖 25g
  • 紅茶(茶葉) 2g
  • 塩 ひとつまみ

B

  • 米油 大さじ3
  • メープルシロップ 大さじ1と1/2
  • 豆乳 大さじ1

【作り方】

  1. A、Bの材料をそれぞれボールに入れ、均一に混ぜる。
  2. AにBを加えてゴムベラで切るように混ぜる。生地がポロポロとしてきたら、手でひとまとめにする。
  3. 2の生地を15センチの長さの棒状に整え、ラップに包んで冷蔵庫で30分休ませる。
  4. 冷蔵庫から取り出した3を8ミリ幅に切り、天板に並べて形を整え、160度に予熱したオーブンで20〜23分焼く。

5. 香りを楽しむ「柚子の米粉パンケーキ」

定番中の定番、米粉のパンケーキをおしゃれにアレンジ。生地に柚子の皮をすりおろして加えることで、焼き上げた瞬間にふわっと爽やかな香りが立ち上がります。
仕上げには、千切りにした柚子の皮とはちみつを合わせたソースをかけ、やさしい甘さの中にほのかな苦みと香りをプラス。バナナなどのフルーツを添えれば、朝食にもおやつにも楽しめる一皿になります。

【材料(4枚分)】

A

  • 豆乳ヨーグルト 160g
  • てんさい糖 20g

B

  • 米粉(製菓用) 70g
  • 片栗粉 10g
  • ベーキングパウダー 小さじ1
  • 塩 ひとつまみ
  • 柚子の皮のすりおろし 1/2個分
  • 柚子の皮の千切り 適量
  • はちみつ 適量
  • バナナ(お好みで) 適量
  • 米油 適量

【作り方】

  1. A、Bの材料をそれぞれボールに入れて均一に混ぜた後、BのボールにAを加えてよく混ぜる。
  2. フライパンに米油を薄く塗り広げて熱し、温まったらいったん火から外す。1の生地を直径8〜10センチほどの円形になるように入れ、再び火にかける。弱めの中火で側面が乾いてきたら裏返し、2分ほど焼く。
  3. 柚子の皮の千切りとハチミツを混ぜる。
  4. パンケーキをお皿に盛り、お好みでスライスしたバナナをのせ、3をかける。

今井さんの米粉で作る焼き菓子とパンケーキのレシピ、いかがでしたか?
どれも手軽に作れて体にもやさしいレシピなので、ぜひおうちでお試しください!

プロフィール

今井ようこさん
菓子・料理研究家。製菓学校卒業後、(株)サザビーリーグに入社し、アフタヌーンティーの商品企画・開発に携わる。その後独立し、現在はマクロビオティックをベースにした、野菜や豆・海藻だけの料理と、動物性食品を使わないお菓子の教室「roof」を主宰。商品開発やメニュー開発を行うほか、『いちばんやさしい米粉のおやつ』『卵、乳製品、白砂糖を使わない バナナのお菓子』(ともに家の光協会)、『せいろでおやつ、時々ごはん』(Gakken)など著書も多数。

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