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Column

『東京味わいフェスタ2025』に米粉グルメが出店しました!

掲載日:2025年11月13日

10 月24日(金)25日(土)26日(日)の三日間、丸の内・有楽町・日比谷・豊洲4つのエリアで『東京味わいフェスタ2025』 が開催されました!
東京産の食材を使った食材を味わい、東京の農業や水産の魅力を再発見できる『東京味わいフェスタ 2025』。丸の内エリアには国産米粉を使った商品を提供するキッチンカーやブースも出店し、大盛況を収めました。今回はその3店舗の様子をレポートします。

東京生まれの美味しいグルメが大集合!

イベントの様子。通りの両端には白い出展店舗のテントが並び、奥には東京駅の特徴的な駅舎が見える
会社帰りの人など、多くの方が立ち寄っていました。

取材に訪れたのは10月24日(金)。行幸通り・丸の内仲通りにテントやキッチンカーがずらりと並び、人の流れが途切れることもなく、常ににぎわいを見せていました。

ショップ① 種類豊富な米粉クレープを販売!【コバヤシクレープ】

コバヤシクレープのキッチンカーの全体
黒いシックなキッチンカーに「米粉を食べよう」というのぼりが目印
アレルギー項目の対応表
エビ、カニなどの項目がイラストと日本語・英語表記で確認できる。
レジ横にアレルギー表示も。

コバヤシクレープは、「小麦粉のクレープが食べられない子どもたちにも食べてもらいたい」という思いから、グルテンフリーの米粉クレープ専門店としてスタートしました。実際に「初めてクレープを食べられた」というお子さんや、「普段は小麦を気にしていなかったけれど、米粉のクレープだと体の調子がいい」といった大人のお客さんからも喜びの声が寄せられています。

ホイップクリームたっぷり! バナナチョコクレープ

白い皿に載せられたクレープ。生クリームにチョコレートソース、バナナがトッピングされている。
バナナチョコ650円(税込)

生クリームが下までたっぷり詰まっていて大満足! 味は小麦粉のクレープとの差が出ないよう工夫されており、そこに米粉ならではのもちもち感とほのかな甘さが加わった、いいとこ取りのクレープです。外国人観光客からも人気が高く、この日の終盤にはいちご味が完売。普段は目白や三鷹、飯田橋など都内を中心に、駅前やマルシェへ出店しており、イベントでは限定フレーバーが登場することもあるそうです。

コバヤシクレープ(Instagram)

ショップ②【Tokyo米粉知新キャンペーン 米粉を食べよう!】の米粉パンホットドッグ

Tokyo米粉知新キャンペーン 米粉を食べよう!のキッチンカー
ミントグリーンの車体と、その横には大きく米粉知新キャンペーンの上りやホットドックの看板が置いてある。
「Tokyo米粉知新」のロゴマークを発見!
ホットドックのメニュー表のアップ。ホットドックのパンをAからEの店舗5種類から選べることが分かり、それぞれどんな特徴か記載されている。
Aフワモチ~、Bやわもち~、Cふわもち~、Dふわかる~、Eモッチモチ~。食感が異なる5つのお店の米粉パンから選べます。

ペパーミントグリーンが可愛い、Tokyo米粉知新キャンペーン 米粉を食べよう!のキッチンカー。注文を受けてから作り始めるので、ほかほかの出来立てが味わえます。タイプの異なる5種類の中から、自分好みの米粉パンを選べるのもうれしいポイント。このイベントのために、5つの店舗が特別に焼き上げたパンというだけあって、そのおいしさは格別です。

味わいフェスタ限定! 東京生まれの「TOKYO SPECIAL!」

紙包みの上にあるホットドックの写真。チーズがパンからはみ出るほどとろけて盛られている。
ウインナーからミニトマトまでほぼ“東京産”です。TOKYO-SPECIAL! 800円(税込)

東京産の玉ねぎ、キャベツ、ミニトマト、そして東京産の豚肉“TOKYO X”でつくられたあらびきポークウインナーを使った「TOKYO SPECIAL!」。パンは自由が丘ベーカリーの「ふわかる~」なコッペパンを合わせました。優しいお味のパンとジューシーなウインナーが絶妙に混ざり合い、相性は抜群。

米粉“白パン”の甘みがマッチしたプレーンドック

紙包みの上にあるホットドックの写真。白いパンにウインナーを挟み、マスタードとケチャップがたっぷりかけられている。
プレーンドッグ600円(税込)

パンは『たしざん福祉作業所 大泉学園駅前』で作られた白い米粉パンを選びました。添加物を使わず、自然の味を大切に、白神こだま酵母・天然塩・有機砂糖・有機ココナッツオイルなど、すべて自然栽培・有機素材から作られています。「ふわかる~」という名前の通り、とにかくふわふわ。ほんのりとした甘みとウインナーの塩味が絶妙に合わさり、たまらないおいしさでした。

米粉パン協力店舗(五十音順)

ショップ③ 行列ができた新潟県の米粉スイーツショップ

「新潟県 米粉スイーツ」の店舗テント前に笑顔で立つスタッフ3人の写真。テント内にはショーケースにパンなどがたくさん並んでいるのが見える。
米どころ新潟県からはるばるやってきたスタッフのみなさん。

新潟県の米粉スイーツ工房『SUNNY DAYS』が出店。新潟名物をスイーツに落とし込んだアイデアが詰まった商品が並んでいました。小池都知事も「面白い」と言った珍しい四角い形の米粉シュークリームは、生食パン1斤を食べきることはなかなか大変ということから、手軽に食べられるスイーツにシフトしつつ、食パンの形をシュークリームに落とし込んだとのこと。この日も「毎年買ってます」というお客さんが訪ねてきて、行列ができていました。他にB級グルメぽっぽ焼きから着想を得た、1本でふたつの味が楽しめる米粉フィナンシェ、試行錯誤の末、ようやく完成した米粉で作ったラスク……。

食パンから発想した四角形のシュークリーム「my block」

キューブ型のシュークリームの断面が見えるように切り取られており、中にカスタードクリームが隙間なく詰まって見える。皮の上部には粉砂糖で星形にデコレーションされている。
my blockカスタード300円(税込)

新潟県産コシヒカリの米粉を使ったシューは甘さ抑えめで、角までぎっしりクリームが入っています。写真のカスタードクリームのほか、チョコカスタード、マンゴーヨーグルト、チーズクリーム、杏仁クリームなどいろいろな味が楽しめます。甘いものが苦手という方でも食べられるあっさりとした甘さで、「家族用に4つ買ったけどおいしくて1人で食べきってしまった」というお客様もいました。

キューブ型のシュークリームの断面が見えるように切り取られており、中にあんこのクリームが隙間なく詰まって見える。皮にはヨモギの緑がところどころ混ざっているように見える。
my block笹団子300円(税込)

季節やその時々によって変わり種も売られているmy block。こちらは新潟名物「笹団子」味のシュークリームで、よもぎを練り込んだシューに、あんこクリームを入れた和風なお味です。このほか、新潟県の酒造組合が酒粕の活用法として生み出した乳酸菌発酵酒粕の“さかすけ”を使った「マンゴーさかすけ」など、新潟らしい商品も開発されています。

新潟県『SUNNY DAYS』(Instagram)

東京産の食材と米粉フードの可能性が感じられるイベント

東京で作られた食材がこんなにあることに驚き、またその美味しさを知ることができたイベント『東京味わいフェスタ 2025』。米粉グルメも盛りだくさんでした!

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