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【TOCHI-DOCHIでワークショップを行いました!】

2023年12月13日掲載

12/10(日)、 YANMAR TOKYOビル内TOCHI-DOCHIにて開催された【ワークショップ】には、
応募多数の中、見事、抽選に当選された2年生から6年生までの小学生と保護者4組が参加。
師走のひととき、米粉パン作りを楽しんだ。

■講師
日時:令和5年12月10日(日曜日)午後2時から午後3時30分まで
講師:PLANTBASED DELI&SWEETS aika 中村美穂先生
   (TOKYO JAPAN キャンペーン参加店)

入口にはTOKYO JAPANのイーゼル看板が並んでいる。

卓上には、この日のワークショップについてのレシピや案内などが用意され、
参加者を招く準備が整っていた。

諸注意の説明の後、講師の先生のご挨拶。
保護者の方もお子さんもしっかりと話を聞いていた。

ワークショップ開催前に参加者へお話を伺うと、
「料理のお手伝いもしてくれますが、米粉を使うのは(私が)初めてです。」
「知らない事なので、今からワクワクしています!」
と、お声を頂いた。
お子さんだけでなく、保護者の方の期待も伝わってきた。
私もそのような親子を見て、人知れずワクワクしていたのは言うまでもない。

まず初めに、生地作り。
先生から説明を聞いた後、各々で調理を始める。

この日は米粉のクリスマスカップケーキ。
この季節にぴったりのメニューだ。

一人で調理を行う子や、保護者と一緒に調理をする子、みんな一生懸命だ。

無事、カップケーキの型に生地の流し入れが完了。
す…すごい。見事なまでに均一だ。
綺麗に焼き上がるといいな…と思っていたが、
参加者もきっとそう思っていたに違いない。

今回使用しているのは製菓用の米粉との事で、
普通の製パン用の米粉とは粒子の大きさが違うため、
生地のまとまり方や焼き色、食感等、様々な部分で違いが出てくるそうだ。
ケーキに使用するともっちりとし、クッキーに使用するとサクサクとした食感になるらしい。
用途にあった粉を選ぶのは重要そうだ。
筆者の中でも1つ勉強になった部分である。

15分程で焼き上がるまで、次の工程へ。
クリスマスカップケーキという事で、デコレーション用のソース作りの始まりだ。
米粉や寒天などを入れたソースの元を温めながら、ゴムベラで切るように混ぜるのがポイント、と先生に教えてもらいつつ、実践開始。
できあがったソースの元を冷やし固めた後
(ワークショップでは冷やしたものが事前に準備されていた)、ブレンダーで細かくしていく。
手慣れているように見受けられる。

お子さん同士で協力し合っているのが何とも微笑ましい。

デコレーションの元が配られると、
色付けの開始だ。

今回は「クリスマス」という事で、
黄・赤・緑・茶の4色。
パンプキン・ラズベリー&ビーツ・抹茶・ココアパウダーを使用して色を作っていく。
着色料では出る事のない、素材の味がしっかりと分かるソースの完成だ。

練習用ケーキで試しに絞ってみる。
絞り袋の口が細すぎたようで、苦戦するお子さんも。

ソース作りが終わると次はデコレーション用のイチゴのカット。
うーむ、手つきが慣れている。

そうこうしている内にカップケーキが焼き上がりそうだ。
みんなで様子を確認した。
綺麗に焼き上がってるといいね。
この後みんながどんなデザインをするのか、デコレーションが楽しみだ。

お待ちかねのデコレーションタイム!
とても可愛くデコレーションされている。

保護者の方と談笑しながら みんな真剣に取り組んで、様々に楽しんでいた。
お子さんだけでなく、保護者の方も一緒にデザインを楽しんでる姿が印象的だった。
親子で楽しめるというのはとても良い事だ。

試食タイムでは、「おなかいっぱい…」「4つじゃ足りない」「ソースが甘くておいしい!」等、
年齢や性別も違うお子さん達はそれぞれ感想を口にする。
参加できて本当に嬉しそうだ。

食べきれなかった分はラップに包んでお持ち帰り。

ワークショップ終了後、
今回参加頂いたご家族へ直接感想を伺った。

楽しかった、美味しかった、という声が多く見られ、
家でもやりたい!という嬉しい声もあった。

参加者の中には、米粉を使った料理は知っていたが、家ではほとんど食べないという方もいた。
今回のワークショップを機に、ぜひ自宅でも米粉スイーツを楽しんでいただきたい。

今回の講師を務めた中村先生は、
元々保育園で栄養士として勤務する中、アレルギー持ちのお子さんも楽しく、美味しく食べられる物の代替案はないかと模索し、グルテンフリー料理の研究を始めたとの事。
料理教室だけでなく、食と健康に関する<監修・レシピ制作・調理スタイリング・執筆・講師・
栄養相談等>など、幅広く業務を手掛けている。

これまで数々の店舗やイベントを取材してきたが、店主さんのほとんどが
「アレルギーでも美味しく食べられる料理を作りたい」という想いがあると、改めて認識した。
食は笑顔を生み出す…これからも、美味しく、楽しく、
みんなで食卓を囲んでいただきたいと切に願う。

こちらは先生が作られた見本のカップケーキに、
中村先生とスタッフでデコレーションしたもの。

ワークショップ終了後、カップケーキを試食させて頂くチャンスが到来した!
可愛らしいカップケーキを一口、ぱくり。
とても懐かしくて優しい味だ。
ほんのり甘くておいしい!
それに、かかっているソースとの相性がバツグンだ。
特に赤のソース(ラズベリー&ビーツ)のほのかな酸味と苦みが絶妙に生地とマッチしている。
彩りとして添えられたドライフルーツやクッキーは、それぞれしっかりとした味を持っているが、
ソースやケーキの味を邪魔することなく見事に調和している。
幼いころにワクワクしながらクリスマスケーキを食べた事を思い出した。
 

TOCHI-DOCHIではTOKYO JAPANキャンペーン参加店の米粉パン(スイーツを含む)を
12/29(金)まで週替わりで販売をしている。
さらに、TOCHI-DOCHI(東京駅八重洲口店)は、
米粉パンプレゼント月間の対象店舗にもなっているので、
是非一度、足を運んでみてはいかがだろうか。